第3回上映会

「地域通貨」って何?(「エンデの遺言」ビデオ上映会)

日時:9月30日10:00〜12:30
場所:長野市ふれあい福祉センター(長野市役所東隣)5Fホール
無料です。託児は有りませんが、子連れでOKです。

世界的文学者ミヒャエル・エンデが提案した お金に対する問いかけが、多くの人々の共感を呼んでいます。
未だ成長過程にある地域通貨ですが長野でもどうでしょうか?
是非、みなさんの「心」と「知恵」をお貸し下さい。

地域通貨とは
・ 限定された地域でしか使えません。
・ 利子がつきません。
・ 「できること」「してほしいこと」を交換する媒体です。 (媒体なので「通貨」と呼ぶ必要もありませんが、他に良い呼び名もありませんので)
・ 国でなく、参加者または運営組織が信用を与えます。

地域通貨を使うと(採用するシステムにもよりますが)
・ お金がない人も、ある人と同じ買い物ができます。
・ 地域コミュニティを再構築し、助け合いが生まれます。
・ お金に成らなかった仕事(環境、農業など)でもやっていけます。
・ 地域の経済が活性化し、しいては失業対策、自給率の向上にもつながります。
・ 世界の金融事情に影響されにくくなります。
・ 参加者は「生費者(=生産者+消費者)」として、 自分の必要性や可能性を発見し、様々な製品やサービスを生み出すようになります。

想像できるイメージ
(自宅療養者・60代女性)

私は8年ほど前、突然、脳出血で倒れ、何とか命は取りとめましたが、それ以来、 下半身不随です。そりぁ、当初は目の前が真っ暗になったものです。もう生きて いてもしかたないと。
でも、LETS(地域通貨の一つ)に入れてもらったおかげで、それが間違いだ ってわかりました。はじめLETSのことを教えてもらった時は「私にできる事 なんてない。身体が不自由だし、これといった技術もない。結局、人に助けても らうだけになってしまう」と断りましたでも、皆で私にできる事を考えて仕事を 依頼してくれたんです。
はじめに頼まれた仕事はモーニングコールでした。確かにそれくらいなら私にで もできます。会報に載せてくれてから最近ではオーダーも多くなって。次に頼ま れたのが介護のお手本になる事でした。これも「寝たきりの人の気持ちを一番わ かるのは寝たきりの人」っていう言葉を頂いて、引受ける事にしました。私はた だ自分がどうして欲しいか素直に話すだけです。それだけで介護を勉強している 人に感謝されてポイントまでもらえたんです。 その後も近所の若い奥さん達に 美味しいお漬物の作り方を教えたり、ちょっと子供を預かったりと、何だかんだ と仕が入ってくるようになりました。今では「私には何もできない」なんて言っ ていた事が恥ずかしいくらいです。人間にできることって本当にたくさんあるん ですね。
私はなるべく自分の事は自分でするようにしていますが、どうしてもできないこ とは遠慮なくポイントを使って他人に依頼しています。

ミヒャエル・エンデ
「ジム・ボタンの機関車大旅行」や「モモ」、「はてしない物語」、「鏡のなか の鏡」などに代表される多くの物語だけでなく、今の社会を深く見通し、するど い意見を語り続けた。1929年ドイツ生まれ。

日本を含む世界2600のコミュニティで既に始まっているこの試みに、 必ず何かの可能性を感じて頂けるものと信じています。

あべよしひろ・泉留維 共著  「だれでもわかる地域通貨」(北斗出版)より引用多
廣田裕之 著  「パン屋のお金とカジノのお金はどう違うの?」(オーエス出版社)より引用